★サクラについて

 先日、地球温暖化などの現象が顕著になると桜の花が咲かなくなってくる可能性があることが紹介されました。
サクラの自生種の一つであるオオシマザクラには、タキギザクラやモチザクラという別名があり、成長の早い材は薪炭の原料になり、大型の葉は餅を包むことに使われていたことがわかります。

元々は伊豆諸島に遍在するサクラで雑種が作りにくい仕組みがありましたが,人為的な移植によって国内各地に広まってきました。これが野生化して開花期の遅い近縁のサクラと雑種を作ることがあります。
交雑によって江戸後期に登場したソメイヨシノには、オオシマザクラの大きな花弁と一気に開花する性質が伝わっているようですが、種子が育つことはなく、増えることはありません。
しかし、オオシマザクラは人為的移植によって「遺伝子汚染」が拡散することが懸念されています。遺伝子汚染によりできた交雑種は、ウイルスに弱かったり、害虫が大発生したりすることも想定されるため、注意したいものです。

ただし、遺伝子汚染の確率は、種子で増える程度や環境との適応性が大きく影響するため、決して高いものではありません。長い目でみれば自然界では当たり前のことなので、心配しないでくださいね。

<サクラ属の交雑の割合について>
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2309

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神奈川県地球温暖化防止活動推進センター
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