★桜の花が咲かなくなる?

今年も桜が咲き始めましたね。過去の統計データによると、桜の開花は徐々に早まっています。
では、地球温暖化が進むと、桜の開花は早まり続けるだけなのでしょうか?
桜の花芽は、前年の夏に形成された後、休眠状態に入ります。そして、冬に一定期間寒さにさらされることで、休眠から覚め、開花の準備を始めます。これを休眠打破と呼びます。
 休眠打破された花芽は、暖かいほど早く開花するので、今のところ、多くの地域では桜の開花は早まって来ています。しかし、南方の元々暖かい地域では、冬の寒さによる桜の花芽の休眠打破が十分でなくなることにより、桜が満開にならずに散ってしまう現象が起きています。
地球温暖化やヒートアイランド現象が顕著になると、将来的には、桜の花が咲かなくなる可能性さえあるのです。日本を象徴する美しい桜の花が咲かなくなる・・・そんなことにはならないようにしたいですね。

気象庁「さくらの開花日の変化」
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p09.html
九州大学大学院「サクラの開花と地球温暖化」
http://weather.geo.kyushu-u.ac.jp/about_topics/sakura.html

★かながわ地球環境賞受賞

私共の環境活動支援コーナーのアドバイザーの岡本正義さんが2月1日、神奈川県より「かながわ地球環境賞」を受賞しました。
平成16年から環境学習・環境教育などの活動が認められたものです。

★炭火で焼くとなんで美味しくなるの

炭火で焼くと、ガスで焼くのに比べ料理がおいしくなるとかいいますね。ちゃんと根拠があるのです。
ガスの中には炭素(C)と水素(H)が含まれています。炭素(C)が燃えると、二酸化炭素(CO2)が、水素(H)が燃えると水(H2O)が出来ます。
即ち、ガスで焼くと、料理に水分がつくので味が落ちます。ところが、炭は炭素(C)の塊ですから、燃やしても発生するのはCO2だけですね。即ち、水分がつかないので、炭火で焼くと料理がおいしくできあがるという訳ですね。

ガスストーブも同じ原理で、暖房すると同時に水分が出ます。東京ガス(都市ガス:主成分はメタンCH4)は加湿器並みの水分が発生するので部屋が乾燥しないと言っています。プロパンガスや灯油(石油ストーブ)は、都市ガスよりは少ないですが、同じ原理で水分が出ます。ただし、FF式ストーブ(排気ガスを家の外に排気)は水分が家の外に出て行くので、その効果はありません。

★私の節水術

一年の季節をあらわす二十四節季には水にかかわる季語が七つもあります。私たちはそれだけ水を身近に感じ水の恵みに感謝し大切にしてきました。元旦には若水を汲んで神棚に上げる家もあることでしょう

前の東京オリンピックが開催されたころの水道普及率はまだ40%くらいでしたからこの間に蛇口をひねるだけで出てくる水道の水の有難みを忘れかけてはいませんか

神奈川県広域水道企業団のデータでは1㎥の水が家庭の蛇口に届くまでに加えられたエネルギーにより発生する二酸化炭素は0.18㎏になります

県民一人が一日に使用する水道水は296リットルです。その内訳は洗濯16%、風呂24%、トイレ28%、炊事23%、であり、水道水の使用目的から見ると植栽に散水する分と調理飲食に使われるものを除いてほとんどが洗浄用になっていることがわかります。
このような用途にコストとエネルギーをかけた水道水を使うのはもったいないですね。

使われた水のほとんどが下水道に流されますが下水処理場では浄化処理と汚泥処理に多大な電気エネルギーが投入されています。
下水処理工程で発生する二酸化炭素は廃水1㎥あたり0.3㎏(横浜市下水道)なので上下水道で合わせると0.48㎏にも達してます。

そこで私の行っている水使用での二酸化炭素削減対策を紹介します。
ハードウエア;節水コマ、節水タイプのシャワーノズルの使用、蛇口にレバー取付、雨水タンク設置。浴室に井戸水水栓の設置、
ソフトウエア;こまめに止めて垂れ流しを減らす、浴槽内の水を汚さないようにして、洗濯に利用、洗濯はまとめ洗い、すすぎ水の少ない洗剤の使用、トイレは外で、
植栽や庭への散水に雨水や井戸水を利用、

皆様はどんなスマートな節水術をしていますか?

★どうしたらCO2が減らせるの?

 11月4日にパリ協定が発効します。COP21で採択されたこの協定では、産業革命前と比べて気温上昇を2℃未満に抑えるため、今世紀後半までにCO2などの温室効果ガスの排出をゼロにすることを目標としています。

この機会に、私たちも日常生活をあらためて見直してみませんか。
どうしたらCO2を減らすことができるのか、お悩みの方は、うちエコ診断(※1)を受けてみるのもいいでしょう。
また、神奈川県では省エネ家電買替キャンペーン(※2)を実施しています。家電製品の買替えをご検討中の方は、ぜひご活用ください。
うちエコ診断や省エネ等についてのご相談は、神奈川県地球温暖化防止センターまでどうぞ。お気軽にお寄せください。

家庭エコ診断制度
(※1)http://www.uchieco-shindan.go.jp/
省エネ家電への買い替えのすすめ
(※2)http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f534896/
神奈川県地球温暖化防止活動センター
http://www.kccca.jp/
プロフィール

Author:アジェンダ21
神奈川県地球温暖化防止活動推進センター
NPO法人かながわアジェンダ推進センター

http://www.kccca.jp/

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